南米でバイク

思うところあって南米でバイク買いました。

先日、バイク買いました!と書く前に

今から、ブログ始めます。宜しくお願いします!

で、僕は南米に20年以上住んでます。ペルーという国です。仕事柄、アマゾンのジャングル地域には良くいくのですが、大きな町もバイクばかりで車が非常に少ない・・・なので、長期での仕事でバイクを買った経験があります。

それがこれ。 今、Googleフォトをチェックしてたら2013年に買ってました。

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現地スタッフが一番安いバイクがあると言って連れて行ってもらったバイク屋でしたが、中国人のおっちゃんが経営するASIA HEROというブランドのバイク・・・

当時、ネットでググったら、おっちゃんの店の住所が本社でした。

 

思い出す限りでは店の裏に木箱が沢山あって、従業員の兄ちゃんが一生懸命組み立ててましたわ。察するに中国のどっかの会社から、おっちゃんのオリジナルブランドで輸入されたものだと思います。本家のインドのHERO社とは違うオリジナル・・・

値段は確か2,600ソルだったので、日本円で9万円くらい。ホンダのWAVE110が13万円くらいだったのを考えると、お得な気分を味わったものでした。

シブいメタリックグリーンも目立ったし。

しかし、穴だらけのアスファルト道路を走ってたら、買って3日でリアサスのバネが折れ、フニャンフニャンのまま、おっちゃんの店へ。

「保証期間内なので、少しいいバネに替えといたよ」って・・・

いや、3日で保証期間とかあるかいっ。でも、解決したので怒らないのがジャングル気質。サンキューと告げて店を出るとき、おっちゃんが呼び止めた。

 

「ホンダのWAVEと同じだから部品はエンジンもすべてホンダのものを買った方がいいよ」

えっ・・・ そういうものなの・・・

 

あれから6年たった。ASIA HEROは2週間ほど乗って、現地スタッフに預けた。というよりあげました。最近、電話でどうなったか聞いたけど、しばらく放置しているらしいです。何かの部品を交換したらまだ乗れるとは言っていたけど。どこを直すと乗れるのかが気になるところ。

 

当時、ジャングルに沢山あったカブから派生したようなアンダーボーン型のバイクは今もジャングルのバイク市場の70%は占めていると思います。

ジャングルの人々の生活の足であるバイクは普通過ぎて地味な存在ですが、あの時、僕はいつか東南アジアのカブレースみたいに、若者があのバイクでレースして盛り上がったらもっと楽しくなるのになと思いました。しかし残念ながら、ジャングルのどこに行ってもサーキットはないんです・・・