南米でバイク

思うところあって南米でバイク買いました。

エンジン割るって?

ネット見てたらエンジンばらすことを「エンジン割る」という表現がありました。

寿司屋でいう醤油を「むらさき」と言うみたいに、「昨日、エンジン割りまして・・・」と言えば、僕もバイク仲間になれるのかな?と思いました!

しかし・・・

割ってみたいんですが、マイLIFANだけは、元に戻せないだろうから怖くて割れない・・・

で、ネットで中古売ってるか見てみました。

ペルーってというか南米どこもそうですけど、中古の車とかバイクとか高いんです。

10年落ちのADバンみたいなので、普通に70万円くらい・・・

日本なら持って行ってもらうのにお金払わないといけないような車に数十万円とか高値付いてます。

で、アンダーボーン型のカブ系バイクでいうと、これまた高い・・・

ネット見てたらHONDA WAVE 110cc が平均5年落ち位で日本円にして7~10万円とかです。

でも割ってみたいんです!!!

で、3日前にジャングルのバイク修理工のエルナン君に安いのあるか電話で聞きました。

僕:「エルナン!何でもいいから日本製の横型110ccのエンジンまたはバイク欲しい!」

エルナン:「あるけど・・・パクられてきたのかどうか・・・書類ないのよ・・・」

そうなんです。前にペルーのバイクは所有証明書というカードがあると説明しました。それを携帯しておかないとお巡りさんに止められたとき面倒なことになります。

その所有証明書は車もそうですが、エンジンのシリアル番号で管理されてます。なので、エンジンだけは証明書付きでないとジャングルからは運べない・・・

リマには治安の非常に悪いバイク市場の一角に中華エンジンだけ新品で販売してますが、2万5千円くらい・・・ これはこれで買おうと思いますが、出来れば日本製のエンジンとフレームあるようなものがジャングルで、二束三文で売ってれば、何とか運んで来れると思いました。

 

で、今日連絡ありました。写真が送られてきました。

知り合いのものだそうで証明書あるそうです。

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スズキの中国製SJ110だと思います。

事故車ですわ・・・

思わず「死んでない?」と聞きました。

「友達の友達のものなので多分・・・」と・・・

フレームは歪んでるかどうか知りませんが、エンジンは動くというので、日本円で5千円程度だったから買っておいてもらいました。

昔、若い時に古着屋で買ったジャンパーを見た親父が、「どんなもんかわからんから塩振っとけ」と言ってたのを思い出したので、手元に来れば塩振っとけばいいかと思います。そもそもペルーではそれ誰も気にしてません。

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買ったという連絡と写真が送られてきました。

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とりあえず、預かっといてもらいます。スズキのSJ110は中国の通販サイトではかなりのパーツが出てるので、入手出来て良かったです。
有難う! これで割れます!!!